つくばヘルスケア歯科クリニック・029 - 860 - 8100
茨城県つくば市手代木にある
つくばヘルスケア歯科クリニックです
予防歯科を中心として 歯とお口の健康を
総合的に守るお手伝いをしています
予防歯科診療について・つくばヘルスケア歯科クリニック 予防歯科診療について・つくばヘルスケア歯科クリニック
 



予防歯科診療について

ムシ歯や歯周病は伝染病です
定期的なお手入れで健康な状態を維持し
お口の中の環境を改善してお口の病気を
予防するのが予防歯科です





当クリニックが行う予防歯科


だれもが望む健康な歯ご自分のお口の状態をご存知ですか?
現在、歯や歯肉の健康はいかがですか?
虫歯や歯周病にかかっているとしたら、ご自分がそうなる原因がお分かりですか?
それを改善すれば、これらの疾患は予防できると思いますか?
「歯ブラシはきちんとしているのになぜ」と思っていませんか?
「自分は遺伝で歯が悪い」と諦めていませんか?

健康は積極的に得るもの
患者、歯科医師、歯科衛生士の三者が互いに協力して予防プログラムを行えば、虫歯や歯周病になっていない歯は、そのまま健康な歯として一生持たせる事ができ。虫歯や歯周病になってしまっている歯は、治療後に再発することがないよう管理を徹底してゆく、そのような事で、一生大切に自分の歯を使う事ができます。

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ムシ歯・歯周病は感染症です


12歳永久歯ムシ歯の数と歯科医師数の推移 お口の健康の現実
虫歯を防ぐには、早期発見、早期治療、徹底したブラッシング、砂糖摂取の制限が三大原則とされ、また、歯周病の予防もやはりプラークコントロールが必要であると、一般においても、歯科医師の教育においてもそのように教育が行われてきました。
しかし、1957年で、12歳児永久歯虫歯が平均2.12本あり、1975年には5.85本に達し、その後歯科医師数が1957年の2倍になった現在でも平均3.64本と状況は改善されていません。さらに、20から24歳での虫歯は平均10.87本で、虫歯洪水期の1975年の9.22本より悪化しています。
歯周病に関して、このような事実は、歯科医師が虫歯予防や健康な歯や歯肉を守ることにいかに無力であったかを物語ります。 歯科大学教育も歯科医師会も、さらには行政もこの間努力を怠ってきました。国民に対して、正しいことを啓蒙してこなかった責任は重大です。

結果に対する治療で本当に治ったといえますか
皆さんは今まで、歯が痛い、詰め物が取れた、かぶせ物が取れた、歯肉が腫れたといった痛みや不都合が生じてからはじめて歯科医院に行っていたのではありませんか?
このように疾患の原因を取り除くことなく、結果に対してのみ、治療を行って本当に治ったと思いますか。虫歯ができてしまうお口の環境、歯周病が進行してしまうお口の環境がそのままであれば、当然、治療したはずの部位も再発し、また新たな問題が生じたとしても不思議ではありません。治療が上手であることが、歯科医に求められてきましたし、それは今でも正しいことですが、これからの歯科医師は、患者の種々の口腔環境を把握し、適切な対処をすることで疾患の発症を未然に防ぎ、健康な歯を守り育てる能力がさらに求められています。これからは、治療より予防に費用をかける時代です。皆さんも当然それを望んでいると思います。

一言で言えば、感染症です
虫歯も歯周病も、細菌がいるから起こるわけです。細菌感染ですから、人から人へだ液を介して感染します。特に、母子感染。家族間感染をするものであるという認識が必要です。したがって感染症であるからには、感染をコントロールすることによって疾患の治療や予防が可能であるということです。

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ムシ歯が母子感染する?


ムシ歯菌は日常のなにげない場面で感染します

お口の健康の現実
予防歯科でいう母子感染とは、母親のお口の中の菌が子供さんのお口の中に入って繁殖してしまう事です。
口移しや噛み砕いて食事を与える事以外にも、お母さんが使った食器からそのままお子さんに食事を与えたり、ほ乳びんの乳首などからもムシ歯の原因菌や、将来歯周病の原因となる菌がお母さんのだ液を介して感染してしまいます。
お口の中は様々な細菌が生きる一つの生態系といってもいいでしょう。悪い菌が生き延びることができる環境が出来てしまうとムシ歯や歯周病の原因菌としてずっとお口の中に生き続けます。もちろんお母さんだけでなく、お子さんへの接し方も注意が必要です。

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バイオフィルムってなに?


バイオフィルムの正体は細菌が集まった膜です

バイオフィルムの正体
ムシ歯や歯周病は、バイオフィルムというバイ菌の膜が歯の周囲にくっついている事でおこる感染症です。 歯の表面に着いている滑りは約1ミリ。これがバイ菌の固まり=バイオフィルムです。バイオフィルムは集団で自己防衛をするので、薬剤に対して抵抗性を示します。台所の流しの内面、水道管の中、果ては医療現場で使用されるカテーテルの内面にまで強力なバイオフィルムが付着してしまいます。

バイオフィルム感染を取り除くには、器械的清掃以外に方法がありません つくばヘルスケア歯科クリニックでは、ムシ歯や歯周病の予防のため、このがバイオフィルムの定期的除去をおすすめしております。

お口の中の環境の危険度に応じて、概ね3ヶ月に1度はすみずみまでクリーンアップするのが、歯や歯肉の健康には一番の方法です。
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 >> PMTCを受けましょう 






PMTCを受けましょう


PMTCをご存じですか?


歯ブラシ後にミュータンス菌検査を行った結果です 100万を越える菌の感染があります

PMTCを行った直後の検査では菌が大幅に減少しています この効果は 2 ~ 6ヶ月は持続します

PMTCは歯科衛生士が行う専用の器具を用いた歯の表面の清掃です
このPMTCはどのような効果があるのでしょうか

歯の表面には歯垢(プラーク)と呼ばれる(最近はバイオフィルムと呼びます)歯の汚れが存在します。
 通常は、歯みがきで歯垢を落とします。今までは。しっかり歯ブラシをしていれば、虫歯は予防できると考えられていました。しかし最近の研究により、歯ブラシでは落ちない歯垢(バイオフィルム)があることが分かってきました。

歯ブラシで落ちない歯垢(バイオフィルム)とは…??? 唾液検査で調べている、虫歯の原因菌です。ミュータンス菌と呼ばれ、このは、ひょっとしたらこの菌がたくさん存在しているかもしれません。菌だけは、歯みがきで落とすことができないことが研究で分かりました。つまり、一生懸命歯みがきしているのに虫歯ができやすい方がいるのです。
なぜミュータンス菌だけは歯ブラシで落ちないのでしょうか?
その理由は、この菌だけは不溶性グルカンと呼ばれる特殊な液体を出し、それが接着剤となって歯の表面に強固にひっついているからです。

そこで考案されたのがPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)です。
これは歯の表面からあらゆる菌を除去するために開発されました。
 実例のように、虫菌の数に応じて、PMTCを受けることにより、お口の中を常に清潔に保つことができ、虫歯や歯槽膿漏の予防を行うことができるわけです。
 スウェーデンでは30年前よりPMTCを行い、その結果世界一虫歯の少ない国になり、定期的に行うPMTCの効果が臨床的にも証明されてきています。
 当医院の歯科衛生士は、全員が、スウェーデンから招聘した歯科衛生士ブリギッタ・ニールセン先生から直接、実技指導を受けています。安心して処置をお任せください。

虫歯菌の定着が強く、通常のPMTCでは菌が減らない場合は、3DSという除菌治療をお勧めしています。
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 >>今 注目の「3DS」 



PMTCで使用される器具


PMTCで使用される 歯の表面や歯ぐきとの間をクリーニングする器具
PMTCで使用される 歯と歯の間をクリーニングする器具
【1】PMTCで使用される器具の種類
PMTCで使用する器具です。高速回転してバイオフィルムを破壊します。表面が滑らかになりますので、バイオフィルムがつきにくくなります。特殊なゴムで出来ており、歯や歯ぐきを傷つける事はありません。
カップ型のものは歯と歯ぐきの境目を、とがった形のものは歯と歯の間をクリーニングするのに使用します。

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PMTCで使用する研磨剤 目の細かさや用途が違う数種類を使用します
研磨剤をカップ型の器具に取った状態 歯の表面に当て回転させます
【2】PMTCで使用する研磨剤
PMTCでは特殊な研磨剤を使用します。とても細かな粒子で歯ぐきや歯の表面を傷つけません。状態により数種類の研磨剤を使い分けます。
画像は研磨剤(イメージ)カップ型の器具に取った状態。歯と歯ぐきの間に使います。

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カップ型の器具は歯の表面や歯と歯ぐきの境目に使います
尖った器具は歯と歯の間や細い隙間に使います
【3】PMTCの様子
歯のお掃除と一言で言っても、歯石除去とPMTCは違う作業です。実際のPMTCの様子です。写真上は実際に行っている写真で、歯と歯の間をクリーニングしています。写真下は、歯と歯ぐきの間をクリーニングする器具を使い透明の模型上で見ています。白く見えているのが研磨剤で、ゴムの部分がソフトに歯と歯ぐきの間のポケットに入り、回転しながらバイオフィルムを効果的に除去します。痛みや不快な振動などはほとんどなく、クリーニング後は通常の歯磨きでは獲られない爽快感があります。
PMTCを全体に行った場合の所要実時間は約20~30分、通常45分の予約時間で行います。菌の定着が強い場合を除き、3~6ヶ月間隔で行うと効果があると言われています。虫歯菌の定着が強く、通常のPMTCでは菌が減らない場合は、3DSという除菌治療をお勧めしています。

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いま注目の「3DS」


3DSでお口の悪玉菌を一掃しましょう


歯と歯ぐきを「つけおき」消毒するために「マウストレー」という装置を作ります

歯と歯ぐきを「つけおき」消毒するため効果が高く長持ちします

3DS(スリーディーエス:デンタル、ドラッグ、デリバリー、システム Dental Drug Delivery System)はバイオフィルムの定着が強い、菌の数が多いなど、PMTCでの器械的清掃だけではバイオフィルムの除去が困難な場合や、お口の中の根本的な殺菌を目的として開発された極めて有効な除菌法です。

効果が高いのは、3DSでは歯と歯ぐきを直接薬剤に浸けてしまうという極めて単純な方法のおかげです。お口の中では絶えずだ液が循環し、薬剤が流れて効果が弱まるので、マウストレーと呼ばれる特種なマウスピースを製作し、これに薬剤を塗布。上下の歯列に当てて、5~15分保持し「つけおき」します。PMTCと同時進行し、破壊したバイオフィルムを薬剤で殺菌する事ができます。

特に、虫歯菌や歯周病菌がとても多い方 、被せ物が多く入っている方、歯周病が中等~重度の方にはとても効果的です。また、母子感染の予防(妊娠中) や、矯正治療を受ける前の方にも予防的な観点からおすすめいたします。




3DSの費用


虫歯菌全滅プログラム・3ヶ月コース(3回)26,250円(税込)
■こんな方へ
・虫歯菌がとても多い方・虫歯コントロールが難しい方・母子感染の予防(妊娠中)・被せ物が多く入っている方・矯正治療を受ける前の方


歯周病菌全滅プログラム・3ヶ月コース(3回)42,000円(税込)
■こんな方へ
・歯周病菌がとても多い方・歯周病が中等度、重度の方・歯周病の初期治療後 深いポケットが残っている方




3DSの流れ


PMTCで使用する研磨剤 目の細かさや用途が違う数種類を使用します
■準備
歯形を取り 専用の「マウストレー」と呼ばれる特種なマウスピースの上下を製作します

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3DSでお口の悪玉菌を一掃しましょう


3DSに先立ってPMTCを施術してバイオフィルムを除去します

マウストレーに薬剤を塗布します

マウストレーを装着し 5 ~ 15分保持します

最後にだ液検査を行い結果を検証します

■第 1 回
所用時間の目安:約45分

・PMTCで歯の周囲の汚れを器械的に清掃します これによりバイオフィルムが破壊され 薬剤の効果が高くなります

・マウストレーに薬剤を塗布し5~15分お口の中で保持します

・最後にだ液検査で ムシ歯菌・歯周病菌を検査します


■第 2 回:1週間後
所用時間の目安:約45分

・前回の検査結果とホームケアの確認

・PMTCで歯の周囲の汚れを器械的に清掃します

・マウストレーに薬剤を塗布し5~15分、お口の中で保持します

・最後にだ液検査で、ムシ歯菌、歯周病菌を検査します(結果は郵送します)


■第 3 回:3ヶ月後
所用時間の目安:約45分

・3ヶ月間のホームケアの確認

・最初にだ液検査で ムシ歯菌 歯周病菌を検査します

・PMTCで歯の周囲の汚れを器械的に清掃します

・マウストレーに薬剤を塗布し5~15分 お口の中で保持します


■再評価:1~ 2週間後
・最終評価を行い、その後の対応を決めます






リナメルで輝く歯に


リナメルで輝く歯に

輝く白い歯を特にご希望の方へ
保険対応のPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング:専門家による歯の器械清掃)は、歯の表面のバイ菌の膜(バイオフィルム)を効果的に取り除きます。しかし、この方法だけでは、歯のエナメル質表面にできる細かい傷はそのままです。アパタイト・リナメルという特殊ペーストでの最終研磨を追加することによって、配合されているナノ粒子ハイドロキシアパタイトが、あなたのエナメル質表面の傷を埋めてツルツルの歯面ができるように修理してくれます。

 当医院では、従来の予防的ケア以上に、ツルツルのエナメル質を維持したいというご希望をかなえるべく、従来の保険対応のPMTCとは別メニューで、トリートメント・ケアプログラムをご用意しました。エナメル質を傷つけにくいので毎月受けても安心です。





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