義歯(入れ歯)の比較
■保険対応の入れ歯
原則として、材料はプラスティックを使用します。状態によっては金属線で補強をすることもあります。
部分入れ歯の場合、歯にかける鈎(かぎ)はプラスティックに埋め込んで固定します。この方法では強度がないので、耐久性がありません。
保険治療では、6ヶ月経てば、再制作が認められています。
※他院で制作された保険対応の義歯の写真です
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■自費対応の入れ歯
金属プレートを使用したり、部分入れ歯でもプレートと鈎を一体で作ることができます。
金属には、コバルトクロム合金、チタン合金、白金加金などが用いられます。保険対応に比べれば、強度、耐久性ともに高いものが制作できます。また、咬んだときにたわみにくいので、痛みを感じる事が少なくなります。
欠点としては、土手が変化した場合、適合が悪くなり、ガタつきが出るので、プラスティックで床を敷き直して修正するか、再制作するしかないことです。
※当院で制作した無痛デンチャー(入歯)の例です 自然な表情になります
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