■ニュース・バックナンバー:2004 - 2004

ニュース・2004-2006 セミナー


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■2004年12月26日
米国歯科医師会で、PMTCを行うと口腔細菌が減少すると発表
米国歯科医師会(ADA)最新号で、専門家によるお口の器械清掃(PMTC:Professional Mechanical Tooth Cleaning)を行うと、歯面に付着する細菌の量が72%も減少することが、細菌のDNAプローブ法で明らかになりました。
 以前より、PMTCは、虫歯予防や歯周病予防に効果があることがわかっていますが、実際に細菌検査を行って総細菌量が減少していることを示したことはありませんでした。今回、20名の健常者で、2週間の間に3回のPMTCを行い、術前後での全頬側歯面のプラーク(歯垢)を採取し、その中に存在する40種類の細菌の量をDNA-DNAハイブリダイゼーションにより測定し、評価しました。
 その結果、口腔内の細菌数が減少し、根絶はできないものの、継続して、定期管理、定期清掃を受けることが有益であることがわかりました。

Microbiological Changes Associated With Dental Prophylaxis
JADA,vol.135,November 2004 1559-1564

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■2004年10月27日
禁煙認証施設になりました
日本人の喫煙率が30%を下回ったことが、先日新聞で報道されました。当医院の患者データでも成人喫煙率は、27%です。
喫煙による健康への影響は、以前より、特に海外においては、大きく指摘されていました。日本でもやっと行政が動き出したという感があります。喫煙習慣は、肺がんなどのリスクを高めるだけでなく、歯周病や早産のリスクとの関連が指摘されています。疫学的には、喫煙者は、非喫煙者と比較して10近く老化が早まると言われており、お口の中では、歯周病を悪化させる原因と考えられています。
つくばヘルスケア歯科クリニックでは、喫煙している方に対して、歯周病予防の観点から、禁煙をお勧めしています。また、禁煙支援のご相談やパンフレットなどもご用意しています。勿論、スタッフは全員、非喫煙者ですし、院内も全面禁煙です。

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■2004年8月31日
第一回ISO9001講習会(より高次元の患者満足度を追求して)
平成16年8月31日(火曜日)、午後の診療を休診として、ISO9001取得に向けた院内講習会を行いました。この講習は、今後さらに5回予定されており、最終的に来年2月には、ISO認証診査を受けることになります。当日、5時間にわたり、院内の様々な問題点を抽出し、今後どのように対処すべきか議論しました。この中で、患者さんの目線で院内を見てゆくことが大切であるという認識を持ちました。医療として、技術的なことはカバーされていることは、当然として、サービスを受ける受診者の皆さんがより満足して来院していただけるようにスタッフ一同、さらに努力することを決意いたしました。

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■2004年8月4日
ISO9001取得を目指して
 昨今、様々な業種においてISOを取得する傾向が強くなっています。元来、品質管理のために生まれたものですが、顧客満足の目的を実現するため、銀行や企業においては必須になりつつあります。医療においても、現在400余りの医療機関がISO(*1)を取得しています。医療における認証に求められることは、
1)医療機関が提供できる「医療の質」はどのレベルかを明確に示す
2)医療における「設計・開発」の考え方を組織ごとに明確に示す
3)「医療の質」に、治療後の不具合の対処、治療の結果まできちんと測定できる
です。
これらの基準を医療機関がクリアすることは並大抵ではできませんが、結果として、来院される皆さんに利益となる歯科医療を実践することを目的としています。
(*1)ISOとは、International Organization for Standarization の略です。

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■2004年2月7日
日本ヘルスケア歯科研究会主催、診療所づくりシンポジウムが行われました。
平成16年2月7、8日、日本ヘルスケア歯科研究会が主催する2004年春のヘルスケアシンポジウムが開催されました。
8日に行われたシンポジウムは「歯周病の全体像と歯周病学の幹」と題して、米国テンプル大学アルバンダー教授、大阪大学村上教授にご講演いただきました。歯周治療において、私たちが再確認しなければならないことが明確になりました。これを臨床に役立てていきたいと思います。
この前日、前夜祭と称して、会員にむけて、ヘルスケアの実践における様々なヒント、問題解決の一助とするための催しがありました。つくばヘルスケア歯科クリニック院長 千ヶ崎乙文は、このなかで、診療所づくりシンポジウムの演者として講演いたしました。診療所がヘルスケア的医療を目指す方法は様々であり、その経験の積み重ねも過程も同じではありません。今回は、新人スタッフ教育に焦点をあて、新規開業で、すべてのスタッフに対して、院長が主体的に教育を行う事例としてつくばヘルスケア歯科クリニック、発展途上で、手探りの新人教育を模索している山形の緑町斎藤歯科医院、核となるベテラン歯科衛生士がいる成熟した診療所として、山形の太田歯科医院の3者が演壇に登りました。
このシンポジウムを通じて、医院=スタッフであることがキーワードであると認識できました。受診者の皆さんへの更なる医療サービスの向上のため、スタッフ一丸となって努力して参りたいと思います。

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■2003年3月1日
つくばヘルスケア歯科クリニック開院
予防からアフターケアまで、
患者さんから評価される
歯科医療を目指します。

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■2003年3月1日
つくばヘルスケア歯科クリニックWebSite発信開始
つくばヘルスケア歯科クリニックWebSite、いよいよ発信開始です。