■2016年7月12日【検証項目】
この医院で行ってきた虫歯予防のメンテナンスは効果をあげて来たか?

■つくばヘルスケア歯科クリニックのデータから■
この医院で行ってきた虫歯予防のメンテナンスは効果をあげています 2016年最新のデータ分析を行いました

つくばヘルスケア歯科クリニックで定期管理を 受けている子供は、
歯科疾患実態調査と比較して、 虫歯の数が少なく、
カリエスフリー率が高かった。
また、定期管理を始める年齢が5歳未満の子供たちの方が、
5歳以降で定期管理を始めた子供たちよりも結果が良かった。

口腔写真1 口腔写真2 口腔写真3
当クリニックに通院して虫歯ゼロを実現した患者




<1> 長期メンテナンス患者におけるDMFT(虫歯の数)の推移
調査方法
2015年の1年間につくばヘルスケア歯科クリニックにメンテナンスで来院した19歳以下の患者1344名を対象とした。その内訳は、男性659名、女性679名で、男女比に差はなかった。尚、ここで選択された定期管理患者とは、初診よりその患者に予定されたメンテナンスを70%以上受けてきた患者とした。(横軸:年齢・縦軸:人数)
調査多異種尾の患者 男女別年齢分布



患者をその中で、5才以前より来院している人、5才以降より来院している人のそれぞれの状況を、2011年に実施された歯科疾患実態調査(684人)の結果と比較した。 定期メンテナンス患者、定期で5才以前より来院している人、定期で5才以降より来院している人、いずれも歯科疾患実態調査よりも低いことがわかる。 特に、5歳未満で歯科医院で定期管理を開始した子供ほど、虫歯の数が抑えられていることがわかる。(横軸:年齢・縦軸:虫歯の本数)

DMFTの年齢変化比率



また、虫歯ゼロ率(カリエスフリー率)の年齢変化を比較すると、当クリニックで、定期管理している子供は、一般の歯科疾患実態調査に比べて、カリエスフリー率が高かった。
虫歯の本数と同様に、5歳未満から定期管理している子供では、顕著に良好な値を維持していた。
(横軸:年齢・縦軸:カリエスフリー率)

カリエスフリー率の年齢変化

以上のことから、当クリニックで行っている虫歯予防のための定期管理は、虫歯予防に有効であり、
さらに、予防管理は年齢が早ければ早い程、効果が高いこともわかった。